最近若い人がどんどん海外に出るようになりました。これは大変良いことと思います。また単に海外に出るといっても観光で遊びに来るのと働きながら生活するのでは全然違います。観光では見えなかったその国の本当の姿が見えてくるし、新しい自分の発見をすることもあるかもしれません。
でも一口に海外で働くといっても日本とは違っていろいろ不安もあると思います。できるだけ今のタイの視点でお答えします。
受け口があるかどうかまず心配ですね。答えは「仕事を選ばなければある!」です。日系企業3000社以上、また日本と取引をしている地元企業は無数にあります。それらは窓口としての日本人を欲しがっています。ただし、会社がとんでもない田舎だったり、給料が生活できないほど安かったりと自分が描いていた夢とかけ離れていることも多々あります。最初は言葉ができなかったり、地理がわからなかったり、タイ人とのつきあいがわからなかったりと相手のいうがままの条件を飲まなければならないかもしれません。でも言葉を覚えたり、特定の技術を身につけたりするとだんだん自分の要求が通るようになります。
Q:どうやって見つけるの?準備の良い人は日本からインターネットかなんかを使って見つける人もいるかもしれませんね。でもほとんどの人はとりあえず来ちゃってから見つけるようです。その場合とりあえずタイ語を大至急マスターしましょう。3ヶ月くらい集中してやるとそこそこできるようになります。またその間に下記のことを実行しておいた方が良いでしょう。
1.知り合いに頼んでおく(既に働いている人は強い味方)
2.就職斡旋会社に登録する
3.ミニコミ紙に目を通す。
この中で一番良い条件がもらえそうなのが1の方法です。また自分に特技があればミニコミ紙に求職を出せば必ず反応があります。なお日本人会などはあまりあてにしない方がいいでしょう。
Q:給料はどのくらいあれば足りるの?
これは住居費と密接にかかわってきます。バンコクで日本人が住めるまあまあのアパートというとおよそ5000バーツです(エアコン付き)。それに光熱費が加算されて最低7000バーツはかかります。それに食費、個人差がありますが8000バーツとしましょうか。後交通費などの雑費を5000バーツとすると合計で2万バーツ、これが最低ラインではないでしょうか。地方に行くと2−3割安いです。
Q:労働許可証は必要?
働くということから必要です。ただしこの取得は会社に大きな負担を強いるのでアルバイト的な職種(日本語教師など)、期間が短い仕事には出したがりません。ただこれがないと後述するビザに関連して3ヶ月に1回国外に出なければなりません。
Q:ビザの種類
タイはビザ無しで30日間は滞在できるのですが、観光ビザ(ダブルあり)を大使館でもらうと2ヶ月間スティすることができます。さらにタイ国内にあるイミグレで1ヶ月の延長ができるので都合3ヶ月間いることができます。ダブルというのはその後一旦国外に出て戻ってくればまた同じだけいられます。
次にビジネスビザですが、これはタイにある会社が日本にある会社に向けて人を送って欲しいという「招聘状」を出し、日本の会社がそれに対し、こういう人間を送りますよという「推薦状」を大使館に出して発行してもらいます。シングル(3ヶ月)とマルチ(1年)があります。ただしマルチでも3ヶ月に1回は海外に出なければなりません。
Q:どんな仕事があるの?
男性の場合・・・工場での生産管理などの中間管理職、会社廻りの営業、ホテル・旅行関係
女性の場合・・・社内事務、ホテル・旅行関係、営業
などが多い職種といったところでしょうか。それぞれ一長一短があるので自分に合った仕事を選びましょう。